2015年12月21日

「マイナンバー制度は本当に国民の為になるか!!」そのA

 政府は、「セキュリティは万全だ。」と言っていますが、すでに住民票への誤印刷でマイナンバーが漏れる事件が起きています。
 また、セキュリティソフトが進化するのと同時に、ウィルスも進化して、いたちごっこです。今年の5月に日本年金機構から個人情報が流出したのも、セキュリティソフトで検出できないウィルスの攻撃によるものでした。セキュリティに「絶対」はありません。人為的なミスもあれば、外部の攻撃や内部の犯行が起こりうるからです。日本のマイナンバーはセキュリティの問題があまりに多いのです。制度設計が稚拙で、前近代的だと感じています。
 マイナンバーは基本的に一生変わりません。それならカードに印字するのでなく、番号を暗号化してカードにデータを登録し、目に触れないようにすべきです。書き写す仕組みだと、書き間違いも発生します。しかも、実在する番号なら、エラーに気付かず、他人が払うべき税金が課される可能性があります。多くの人の番号が流出して変更することになれば、11桁では番号が足りなくなる可能性があります。共通番号制を導入している国の例としてよく挙げられるのがエストニア共和国です。
 ただ、エストニアはロシアと国境を接していて、二度も侵攻を受けています。元々はテロ対策として、個人を識別するために共通番号を導入したのです。
 また、人口131万人と小さな国なので、住民同士が顔見知りの社会ですから、成りすましの犯罪も起こりにくいのです。
それにエストニアが源泉徴収制ではないので、企業が共通番号を集めて厳重に管理する必要もありません。加えて、エストニアの所得税は21%に固定されており、累進課税の日本のように、複数の所得を合算する必要もありません。
 このような...社会制度の違いがあるため、日本がそのまま導入しても不具合が生じる可能性が高いでしよう。

                                                                     つづく

1221.jpg<<エストニア共和国
posted by 明徳ホーム at 14:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする